いわおの略歴

1969年 5月、東京都で生まれる。教員の親は放任主義で、やんちゃな幼少期を過ごす。

 

最終学歴は杏林大学 社会科学部卒 近代史を専攻。ここで田久保忠衛氏のゼミにて先ずは本の読み方から教わり、その経験はその後の文筆活動に繋がる。本人からすれば運命的な出会い。(1992年3月卒業)

 

1992年 4月入社 「村上鉄筋」1997年 3月退社。大学入学中に事件を起こし、親に借金をする。その借金を返済する為に入学中にアルバイトで鉄筋工を始め、その仕事の面白さに夢中になる。一見今の仕事に繋がらないと思われるかもしれないが、実は「仕事は段取り八分」等、今の仕事に繋がる大事な学びがある素晴らしい仕事だったが、腰と膝を壊して、骨は折れずとも心が折れて転職。

 

1997年 5月入社 その後「松屋フーズ」にて店長職を務め、5年間在職。

この時期に「何かしらの店を自身で経営してみたい。」という夢を持ち、チェーンオペレーションの限界と強さ。その両方を肌感覚で味わう。チェーン店の原則として仕事が出来る人は出来ない人のレベルに落としてサービスレベルを均一化する必要がある。その一生懸命「いらっしゃいませ。」を言えない事に大きなストレスを抱える。今では考えられないが、毎週末に36時間連続勤務をこなし、今度は内臓をおかしくしてしまい、転職を決断。

 

2002年 6月 松屋在職中に、前職の「㈱アイ・ロード」の社長より、チェーンで得たノウハウを眼鏡業界で活かしてみないか?との誘いを受け、転職。「㈱アイ・ロード」は3プライスショップのブームに乗り遅れ、チェーン化は実現出来ず。その後「経理」「外回りの営業」「店舗勤務」を兼任し、独立のノウハウを習得するが、独立はすぐにしたいとも思っていなかったが、会社の経営が傾き、経理をしていた僕は自分の給料が支払えない事を自ら知る。そしてお世話になった社長に恩返しをしたいと無謀を承知で独立を申し出る。

 

 2004年9月末に辞職し「創業」を決意すると、周りの諸先輩方が、僕に、どうせやるなら一流を目指しなと新宿 三邦堂の秋澤社長と引き合わせる。秋澤社長は自身の経験を託す意味でも僕に教えてくれた。半年という限られた時間では全ての理論を伝える事は出来ないとダイジェスト版で教わる。また、その時に三邦堂にいらしていた、ドイツ式検眼法をハウゼ先生と全国を練り歩いた実績を持つ故南沢先生と出会い。先生は末期がんにもかかわらず、酸素吸入器をくわえながら、僕にこうやってやるんだと視力測定を見せてくれた。こうしてバトンは引き継がれ、僕はドイツ式検眼道の入り口に立つ。

 

 

2005年12月に有限会社ojim(オジム)を創業し、2006年2月に眼鏡専門店「opteria-Glassias」を開業する。開業当初から、ドイツ式ポラテストをベースに斜位のお客様にプリズム度数を加えた眼鏡を提供し、その眼鏡は時に斜視の方にも喜んで頂けた。また当時プリズムを入れて眼鏡を作る事もドイツ式検眼もメジャーではなく、プリズムを入れている変わったお店として業界の一部で話題になる。そして次論公論にて、プリズム次郎というニックネームで現場で起こっている事実のレポートを始めた。またこれからの個人眼鏡店はオリジナルブランドが無いと戦えないと判断し眼鏡フレームのデザインを創業当初から見よう見まねで始める。

 

2010年7月 銃流勉三というペンネームで処女作 「奇跡の星」をネットにて発表、以降ショートショートを中心に小説を書き続ける。銃流勉三曰く、小説はただただ自分の脳内に溜まった物を吐き出す僕の排泄物であ~る。だそうです。

 

2015年4月1 キクチ眼鏡専門学校入学 2018年3月314日 卒業  SS認定眼鏡士を取得。本校でアメリカ式視力測定法及び、ビジョントレーニングの概念を習得する。ここで米国式21項目検査の入り口に立つ。

 

2015年10月 パリ SILMO展にて弊社オリジナルブランド『レチルド』発表。現在国内取扱店30店舗、

その他、香港、台湾、深圳、リオデジャネイロ、シドニーに取扱店店舗網を構築。

 

2016年1月15日、沖縄に魅せられてしまった僕は沖縄に行く口実作りと、既存の沖縄のお客様に向けてサテライトショップ沖縄くくるくみてぃ店開業。

 

2016年2月2日 斜視矯正に関してプレスリリース、その後斜視矯正メガネの作製実績が年間100件以上に急増する。来店実績としては、日本全国に留まらず、平成29年はロンドンと上海、タイ等からも口コミが伝わり眼鏡を作成する。

 

2016年5月 メガネのシンポジウム「カケル」及び眼鏡屋版本屋大賞「The Most Emotional Eyewear」を主催する。本当に良いプロダクトを作ったメーカーは、しっかりとセールス出来て、儲ける。資金的な余力が出来れば更にもっと良いプロダクトがお客様の手元に届く。そんな好循環を創出するのが目的。

 

2018年 東京眼鏡販売店協同組合に加盟、業界改革の為に微力ながらも尽力する。加盟後すぐにスリランカに眼鏡を寄贈するプロジェクトに携わる。本当に裸足で駆け回る子供達の綺麗な目にエネルギーを頂き、寄贈のつもりが頂く物の方が多かったスリランカでの出会いの数々だった。

 

2018年8月 MORE~快適眼鏡研究会発足に、発起人の一人として携わる。中小零細の眼鏡店でもこんなに良いお店が沢山あるよと言いたいが為の研究会です。皆で情報共有し、日々研鑽している。

 

2019年2月 メガネのテストレンタル「メガテス」をMOREの仲間とサービス開始。メガネでも百貨店のデパ地下の様に試食して美味しければお買い上げみたいなサービスが作れないかな?そんな思いで始めた全く新しいサービスです。

 

2019年 自身の眼鏡調整法の集大成として米国式、ドイツ式を網羅し、更に独自の理論を加えたRTM式眼鏡調整法というメガネ作製基準を作成し顧客にサービス開始する。これは視力測定理論や眼鏡の調整だけに留まらず、顧客に接するサービスや提案する商品を選ぶ基準まで明文化し、顧客満足の為に何が必要かを社内で共有し、サービスレベルの向上を目指した眼鏡を仕立てる全てを網羅した基準である。

 

2020年 眼鏡評論家 眼石祝応としてメガネの評論番組「買いたい新書」をYouTubeにて開始。